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秘めた思いと新たな依頼

アル「カティマさぁ~ん!」

カティマ「ん?何か忘れ物?」

アル「私も手伝います!」

カティマ「大丈夫なのかい?骸骨、怖いんでしょう?」

アル「た、確かに怖いですけど
   この人たちに失礼なことしちゃいましたし、そのお詫びも兼ねて…」

カティマ「あんた、良い子だね」

アル「良い子って言われるほどの歳じゃあ・・・!」

カティマ「はっはっは!
     私から見ればあんたくらいの歳じゃ、まだ子供だよ!」

Family_08_01.jpg

カティマ「これでよし!っと」

アル「綺麗にできましたね」

カティマ「ようやく全員を弔ってやることができたよ
     まだ終わったわけじゃないけど、今はゆっくり休んで……」

アル「まだ何かあるんですか?」

カティマ「ああ、こいつらの好物とかもあげなきゃと思ってね。」

アル「そういう好物ってお酒で相場が決まってますよね?」

カティマ「はは!そうだね。
     それじゃあ、暗くなる前に戻ろうか」
螢「ありがとうございました
  またのお越しをお待ちしております」

クリスカ「ちょっと堅くない?
     刀剣屋なんだからさ~」

螢「お客様あっての商売ですからこれくらいが普通かと・・・」

クリスカ「いやいや、リボルドヴェにいた親父だとこんな感じだったでしょ?
     『ここは武器屋だ』とか『ちっ、買わねえのか!』とか
     『次も良い物揃えているからよ!また来てくれよな!』みたいな。」

螢「そ、それはそうでしたが、私にはちょっと…」

クリスカ「いいから、いいから!
     予行練習してみようよ!」

Family_08_02.jpg

螢「で、では……
  『ここは刀剣屋で…だ!』
  『つ、次も良い物そろえていますので、また来てくださ…来てくれよな!』」

クリスカ「くっ・・・か、堅い・・・!」

???「あは、はははは!」

螢「フェ、フェルトさん!?
  そんなに笑わないでください!」

フェルト「だって、おかしいよ!
     クリスも何させてるのよ!」

クリスカ「くっくっ・・・螢が堅苦しいからさ!」

カティマ「あんたたちは……
     人の店先でなに大笑いしているのさ」

螢「おかえりなさい、ちゃんと弔うことはできましたか?」

アル「はい!きっと安らかに眠ってくれると思います」

カティマ「この子のおかげでゆっくり眠ってくれるさ
     ところで、この二人はどうしたのさ?」

フェルト「クリスが螢に堅苦しいって言うから商売の心得?
     みたいなものを教えててさ!」

アル「姉さんのことだからロクでもないこと教えたんでしょ!」

Family_08_03.jpg

カティマ「どんなこと教えてたのさ」

クリスカ「螢の言葉遣いが堅っ苦しいからもっと砕けて対応するように
     言い方を教えてあげてたんだけど・・・
     螢の言い方がおっかしくて!!」

フェルト「もう一度言ってみてよ!」

螢「ぜっ~たい言いません!」

カティマ「ちなみにどんな言い方教えたのさ?」

クリスカ「『ここは武器屋だ』と『ちっ、買わねえのか!』と
     『次も良い物揃えているからよ!また来てくれよな!』かな」

カティマ「何処の親父だい、それ。
     いくらあたしでもそんな言い方しないよ」

アル「そんなこと螢さんに言わせないで!」

クリスカ「まぁ、言ってくれただけに面白かったんだけどね!」

カティマ「かけ離れたイメージだけに想像しても面白いね」

螢「もうこの話は終わりです!
  ちゃんと店番しましょう!」

カティマ「まだ手伝ってくれるの?
     そんなに大きい店じゃないし、3人もいらないよ?」

フェルト「それじゃあ、螢はこっちの店を手伝ってよ
     ちゃんとお給料払うから。」

螢「わかりました」

Family_08_04.jpg

ヌネズ「・・・というわけなのだが、引き受けてはもらえないだろか?」

フィー「わたしたちだけじゃ決められないんだけど、う~ん・・・」

クローシェ「姉様に一声かけてから全ての返事はするべきなのでしょうが
      街道付近の討伐の方は引き受けておきますわ」

ヌネズ「そうしてもらえると助かる
    ここから物資を輸送していくだけに街道の安全は重要なのだよ」

クローシェ「討伐隊との合流は何時になるかしら?」

ヌネズ「いや、今回の討伐は時期外れになるから君たちの他に
    信頼できるもの数名に任せるだけになる。
    だから出発時期は君達次第になるな」

フィー「ということは、単独行動か~」

クローシェ「わかりましたわ、そのことに関しては姉様と相談して決めますわ」

ヌネズ「うむ、出発前にこちらに声をかけるのだけは忘れないでくれたまえ」

Family_08_05.jpg

クリスカ「たっだいま~」

フィー「おかえり~」

アル「フィー姉さん、銃の手入れなんてしてどうしたんですか?」

フィー「皆が出かけているときにヌネズさんが来ててね、
    その時にクロねえが討伐依頼を受けてね~」

螢「討伐、ですか?」

フィー「うん、何でも街道の安全はとっても大事なんだって。」

クリスカ「ここから物資は移送されるし確かに重要なんだろうね」

アル「重要なことですからきっと大規模なんでしょうね
   どれくらいの人員が集まっているんですか?」

クローシェ「人員に関しては少数のようですわ。」

フィー「クロねえもおかえり~」

クリスカ「おかえり、何処行ってたの?」

クローシェ「ただいま戻りましたわ。
      ヌネズさんに討伐場所の詳細などを訊きに行っていましたの」

クリスカ「まぁ、詳しい話はご飯のときにでも教えてよ。
     今は少し休んでおくよ」

アル「そうですね、それじゃあ、ご飯の準備をしましょ」

クリスカ「そうそう、その時におもしろい話でも聞かせてあげるよ!」

螢「ク、クリス!あのことは秘密にしておいてください!」

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