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折れた名剣

螢がクリスカを探す2時間前の出来事・・・・・・

【カティマ】
「お邪魔するよ」

【アル】
「カティマさん!いらっしゃい!」

【カティマ】
「クリスが頼みたいことがあるって聞いてきたんだけど、いる?」

【アル】
「姉さんですか?ちょっと待っていてくださいね!」

Chrisca_02_01.jpg

【クリスカ】
「ああ、カティマさん!もう来てくれてたんですね」

【カティマ】
「あたしに頼みたいことがあるんだろう?」

【クリスカ】
「ええ、実はこの刀剣のことなんだけど・・・」

【アル】
「ア、アンティークという感じですね・・・」

【カティマ】
「無理にほめなくてもいいと思うけど・・・」

【クリスカ】
「折れているとはいえ、刃もあるし鍛えなおせるかな?」

【カティマ】
「う~ん・・・・・・これはちょっと難しいね、あたしの腕じゃ直せないかも」

【クリスカ】
「カティマさんでも無理ですか・・・
 それじゃあ処分するしかないのかなぁ」

【アル】
「どうせ汚れてますし、別に構わないんじゃないですか?」

【カティマ】
「名剣だということは間違いないし
 あたしの知り合いに頼んでみようか?」

【クリスカ】
「いいんですか!?」

【カティマ】
「ああ、リボルドヴェに住んでいるんだけどね・・・・・・」

Chrisca_02_02.jpg

【クリスカ】
「で、彼方がカティマさんの知り合いだとは思いもしなかったよ」

【クラウス】
「悪かったな!武器屋繋がりなんだよ!
 大体の話は聞いてるがどんな剣なんだ!見せてみろ!」

【クリスカ】
「ああ、これだよ」

【クラウス】
「んん!?何処かで見たことがあるような・・・」

【クリスカ】
「やっぱりそう思う!?
 私もカティマさんもそう思ったんだよね~」

【クラウス】
「こ、これはシルバーバロンじゃねえか!
 何処でこんな名剣を拾ってきやがった!!」

【クリスカ】
「ポルトベルロだよ
 カティマさんの依頼を受けた時に見つけたのよね」

【クラウス】
「お前らにはもったいない剣だが・・・
 直してやるから2,3日待ってな!」

【クリスカ】
「ありがとう!」

Chrisca_02_03.jpg

【クラウス】
「これが本当のシルバーバロンだ!」

【クリスカ】
「へぇ~凄く綺麗な刀剣だね!使うのを躊躇うくらい・・・」

【クラウス】
「コイツはな、装飾美もさることながら切れ味も鋭いんだ!」

【カティマ】
「相変わらずいい仕事するねぇ・・・・・・
 と、言いたいところだけど!」

【クラウス】
「な、なんだっ!何もおかしい所なんてないだろ!?」

Chrisca_02_04.jpg

【カティマ】
「あたしも武器商人だよ?
 シルバーバロンがどんな名剣かくらいは知ってるよ?」

【クラウス】
「うっ!」

【クリスカ】
「カティマさん、それどういうこと!?」

【カティマ】
「このオヤジ、自分で手を加えてるのさ」

【クリスカ】
「はぁっ!?」

【クラウス】
「い、いいじゃねえかっ!これで使い勝手はよくなるんだからよっ!」

【カティマ】
「そういう問題じゃないでしょ。
 これじゃ、売りたいときに売れないよ?ったく・・・・・・」

【クリスカ】
「そ、そうですか・・・それは残念・・・」

【クラウス】
「て、テメェら、この剣を売り飛ばすつもりだったのかっ!?」

【カティマ】
「そりゃ、過程の話だけどさ」

【クラウス】
「じゃあ、いいじゃねえかっ!」

【カティマ】
「でも、鍛冶師としては落ち度だね
 依頼金は払う必要はないよ」

【クラウス】
「そ、そんなバカな話があるかっ!」

【カティマ】
「あたりまえだろっ!あんたにお願いしたあたしの立場も潰れるんだよ!?」

【クラウス】
「ううっ・・・」

Chrisca_02_05.jpg

【クリスカ】
「そ、それじゃ、クラウスさんの配達とか手伝うから
 必要な時はわたし達に依頼してよ」

【カティマ】
「あんたもあまいねぇ・・・・・・」

【クラウス】
「おめぇがコイツのように鬼じゃなくて助かったぜ・・・・・・」

【カティマ】
「いますぐ叩っ斬ってやろか?」

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