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娘の名は・・・

クリスカ「ほら、全部集めてきたよ」

トルシェー「遅いぞ!ワシの娘の誕生が遅れるではないか!!」

フェルト「言うに事欠いてなんて言い草よ!
     私たちがどれだけ大変な思いしたと思っているのよ!」

トルシェー「お、お前たちが引き受けたんじゃないか!
      ワシのせいではないぞ!?」

螢「フェルトさん、とにかく落ち着いてください
  クリスカさんがトルシェーさんにお願いがあるそうですし。」

クリスカ「そうそう、いいかな、トルシェーさん?」

トルシェー「な、なんだ・・・無理難題ではないだろうな!?」

クリスカ「そんな難しいことじゃないよ
     1つはその人形の完成、目覚める時は私たちもたちあわせてほしい。」

トルシェー「どうしてそんなことを望む?」

クリスカ「まだまだあるんだから、焦らないで聞いて。」

クリスカ「というわけで、明日完成するらしいから
     またあの屋敷に行くんだけど、クローシェたちはどうする?」

フェルト「私はパスね、流石にお店が心配よ」

アル「私は行ってみたいかな?」

クローシェ「私も興味がありますわ」

フィー「残念だけど明日は仕事が入ってるかなー」

アル「カティマさんと桐葉さんもお誘いするんですか?
   それに螢さんは?いないみたいだけど・・・」

クリスカ「二人に行くかどうか聞きに行ってもらってるのよ
     そろそろ帰ってくるころだと思うけど・・・」

螢「ただいま戻りました。」

アル「おかえりなさい」

クリスカ「それで、二人はどうするって?」

螢「お二人とも面白そうだから行ってみる、という返事でした。」

クリスカ「それじゃ、フィーとフェルト以外は参加と・・・・・・
     出発時間は伝えてくれた?」

螢「そちらは抜かりなく。ですが・・・・・・」

クローシェ「何かありまして?」

螢「いえ、アルさんも行かれるんですか?」

アル「はい、一緒に行ってみようかと・・・・・・」

螢「そう、ですか・・・
  きっと大丈夫!・・・ですよね?」

アル「それってどういう・・・???」


アル「な、なな、なんですか!?この屋敷は!!!」

クリスカ「見ての通り人形が徘徊してるのよ」

アル「は、徘徊って・・・普通、人形は動きません!!」

螢「やっぱり怖いですか?」

アル「こ、怖いに決まってます!」

カティマ「ん?棚とかロウソクまで浮いてるのかい?」

アル「イ、イヤァー!」

カティマ「あたしと螢の後ろにでも隠れてな
     近づいてきたらたたっ斬ってやるよ」

クリスカ「さすがカティマさん!男気があるねー」

カティマ「はっはっは!そんなんじゃないよ!」

クローシェ「姉様、男気とは違うのではなくて?」

螢「そうですよ、カティマさんは女性なんですよ?」

三人「あははは!そんなことはわかってるよ!」

螢「???」

桐葉「貴女のそういうところ、ホント、長所であり短所よね・・・・・・」


トルシェー「おお!ようやく来おったか!待ちくたびれたぞ!」

クリスカ「それだけ元気があるということは、答えも決まったんだね」

トルシェー「お主らに言われたことを
      ワシなりに一晩考えて心を決めたよ」

クリスカ「そうですか、それじゃあ答えを聞かせてもらおうかな」

トルシェー「ワシは娘を蘇らせるつもりだ!
      だが、死んだ娘ではなく新しい娘として誕生させる!」

螢「決心してくれたんですね!」

クリスカ「この娘にも言われたが
     必死になってワシを諌めようとするお主の姿が、な・・・」

カティマ「へぇ~
     螢が止めようとするのはわかるけど
     アンタも止めようとしたのは意外だね」

クローシェ「姉様は口ではきつい事を言ってますけど
      存外甘い方でしてよ?」

クリスカ「クローシェも余計なことを言わないの!」

トルシェー「お主らの様な者たちに立ち合ってもらえるのが
      ワシは嬉しいよ・・・」

クリスカ「おだてても何も出ませんよ?」

トルシェー「わかっておるわ!
      では、誕生させるぞ!」


トルシェー「おお!目を開けたぞ!さすがワシ!!」

???「彼方、ダレ?」

カティマ「この人はトルシェー、お父様だよ」

トルシェー「そうだ!ワシがお前のおと・・・」

???「彼方、がお父様・・・」

カティマ「ち、違う違う!あたしじゃない!」

クリスカ「さすがカティマさん!」

カティマ「こんなむさい親父に間違われるのは勘弁だよ!」

クローシェ「博士も落ち込んでいないで、名前を呼んでくださらないの?」

螢「そうですよ、名前も決まっているんですよね!?」

トルシェー「もちろんだ!お前の名前は・・・・・・『シュレリア』だ!
      そしてワシの二番目の娘だ!」

シュレリア「私、シュレリア・・・彼方、お父様・・・」

アル「よ、よかったですね」

クローシェ「どうしたの?怖いの?」

アル「す、少しだけ・・・」


トルシェー「ワシの娘のことで
      お主らに頼みがあるのだが、聞いてもらえんか?」

クリスカ「なんです?」

トルシェー「今の状態でワシとシュレリアが一緒にいるのは拙い。
      だから、お主らに育ててほしいのだ。」

螢「どういうことですか?これからは二人仲良く暮らしていけば・・・」

トルシェー「それをすぐにかなえるのは難しそうなんじゃ」

カティマ「くさってもトルシェー『博士』ということかい」

クリスカ「そういうことですか」

トルシェー「そういうことじゃ。頼めるか?」

螢「???」

クリスカ「いいですよ、クローシェとアルにでもお願いしておきます
     二人ともいいよね?」

クローシェ「ええ、私は構いませんわ。」

アル「え、ええ!?私もなの!?」

トルシェー「よろしく頼む・・・」

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